おすすめ絵本紹介②「おばけパーティ」

今回おすすめする絵本は「おばけパーティ」です。
購入したきっかけ・・・
この本を買ったきっかけは、娘はYouTubeや本で「おばけ」というものを知り、小心者ですが興味があるようだったので、「おばけ」の出てくる絵本なら興味をもって見てくれるかなと思ったことです。そしてこの本を見つけた時に、可愛いおばけの絵で怖くなく親しみが湧きそうなのと、中身はご飯を食べるとういう生活の身近なことだったので、わかりやすくてとっつきやすいなと思い購入しました。
※著作権について・・・ほるぷ出版は本の表紙画像を紹介する場合は、出典(書名、作者名、出版社名)を明記すれば使用OKとなっています。
目次
①作品情報
作: ジャック・デュケノワ
訳: 大澤晶
出版社: ほるぷ出版
読み聞かせた年齢:2歳半ごろ~
あらすじ
おばけのアンリがおうちに友達を呼んで、晩餐会を開くお話です。アンリはいろいろなご馳走を作ってみんなにふるまいます。食べるとそれと共におばけ達も変化が起きます。透明になったり壁をする抜けたりというおばけ特有の描写もあって面白です。
②我が家での読み聞かせ
この絵本は2歳半頃に買って読み始めました。
私は読むときに、なるべくおばけ達がやっていることを真似してジェスチャーをつけて読んでいました。例えば、最初に飲み物が出てきたときに「うーん、いい香り」と言ってにおいを嗅ぐ仕草のおばけが描いてあるところは、私もグラスを持った風な感じでにおいを嗅ぐ仕草を真似して読みました。
最初の頃娘はじーっと見て聞いているだけでした。でも最後におばけのアンリが友達みんなを「ばあ!」と驚かす部分があるのですが、そこが気に入ったようで、そこだけ何回も読んでいました。
何回か読んでいくうちに、娘もでてきた料理を食べる真似をしたり、表紙の裏におばけ達がアンリの家に歩いてくる様子を描いている絵があるのですが、これをみておばけを指差し、「(このおばけ)何言っとる?」と聞くので、「今日はどんなご馳走が出るのかなー?」とか「こっちだよー」などそのおばけの言っていそうなことをアドリブでセリフを付けていました。
また、おばけ達はご飯を食べるとその色に変化します。(かぼちゃのスープならオレンジ色になど。)その変わった色をみて、「何色かな?」と娘に聞いてみたり、娘も分かる色は答えてくれて、分からないときは教えてそのまま読む以外にも色々会話をしながら読んでいました。
そして、みんなでご飯を食べるページすべてに「三日月」が描いてあり、ページ毎に場所が変わっていて、時間の経過を表しているようでした。でも最初私は全部に書いてあることに気づかず、娘が「おつきさま!(ページをめくって)こっちもおつきさま!」と指差し言っていたことで気づきました。大人は文字を追って絵本を読んでいきますが、まだ字の読めない子供は絵を見ているので、違う見方・発見をしているなと感じました。
③シリーズ
このおばけのお話はたくさんシリーズがあり、私の家にもあと三冊違うおばけシリーズがあります。どれもユニークなお話で私は好きです。娘も読む頻度に差はありますが、読みたいと言ってこのおばけシリーズを持ってくるので気に入ってくれていると思います。その中でも一番好きなのは「おばけパーティ」でした。
以下私が持っている他のおばけシリーズです。これ以外にもまだまだありますが、流通量が少なく、買おうとすると絶版で入手できないものもあるかもしれません。



④まとめ
おばけが出てくる絵本ですが、怖いところは全くなく、むしろおばけがおばけを怖がっていたり、人間味あふれるおばけ達で、かわいらしいです。子供と話しながら楽しく読める絵本でしたので、是非お勧めしたい絵本の一冊です。よかったら読んでみてください。